私たちのこと
私たち Emell Eme Emess (エメル・エメ・エメス) は、主に本物の蝶の翅を用い、時計やアクセサリを一点ずつ手作りしています。
Emell Eme Emss は作家かみじまなやとアシスタントまよいで運営しているショップ名です。
標本として役目を終えた蝶や、傷や欠けを持つ個体を再び活かすこと。それが私たちの制作の出発点です。
その傷もまた、生きた証。いま多くの生き物が減っている時代だからこそ、まずは知ることから始めたい。
こんな存在がある世界に、私たちは生きている。その世界の厚みを、そっと示していけたらと願っています。
作家(かみじまなや)について
モルフォ蝶の翅を用いた時計、ドール用のモルフォアイ®、各種アクセサリの制作を手掛けています。
一翅ずつ、個体差と向き合いながら手作業で形にしています。
もとは絵筆を手にしていた時期がありました。しかし、一度筆を置き、その先で本物の蝶を扱う作品の制作へと向かいました。
蝶を使った作品制作のきっかけは、蝶の翅の描写でした。
本物の蝶の翅をどうしても絵では表現できない——その想いが「本物の翅を使った作品を手掛けたい」へと結実し、翅を作品として魅せる技法の探求が始まりました。
15年の歳月を経て今に続く制作は、『強化翅』『モルフォ時計』『モルフォアイ®』、そして翅を活かした各種アクセサリへ広がりました。
これらの作品はすべて、「本物の翅と向き合いたい」という願いの延長線上にあります。
制作の出発点

私たちが扱う蝶の翅は、すべて標本として役目を終えた個体、あるいは傷や欠けによって標本にならなかった個体に由来します。
完全な姿でなくとも、その翅は確かにこの世界を生きた証です。再び形を与え、誰かの手元で時を刻み続けること。それが私たちの制作の出発点です。
強化翅という技法

モルフォの翅は、薬物にも水にも熱にも弱い極めて繊細な素材です。
そうした加工の難しさが、長く立体作品としての展開を阻んできました。かみじは、15年をかけて翅を樹脂やレジンで固める「強化翅」の技法を独自に確立しました。
一方で、翅は依然として熱には弱く、長い時間のなかで色がわずかに変わっていく可能性は残ります。その不可逆性も含めて、私たちは「生きた証」として向き合っています。
作家の眼差し

- 組み合わせの美学 -
翅と素材。それぞれの個体差を見渡しながら、かみじは一点ごとに組み合わせを編んでいきます。
どの翅と、どの素材を、どのように添えるか——その判断そのものが意匠です。
一見、偶然そこに収まったかのような配置の裏には、長年の経験で積み重ねてきた眼差しがあります。
同じ素材を並べても、別の作品になることはありません。組み合わせの編集眼は、量産では再現できない一点性そのものです。

- 構造色を引き出す角度 -
モルフォ蝶の青は見る角度によって深さも明るさも変わります。翅の表面に並ぶナノメートル単位の微細構造が、光を干渉させて返すからです。
どの角度で翅を配置するかで、作品の表情は劇的に変わります。
作品を手にしてくださった方が、ふと光のなかで覗き込んだとき——そこに最良の角度が用意されていること。それが、かみじが込めているあなたとの約束です。
制作工程

翅の選別から、強化翅としての固定、台座への配置、最終仕上げまで——一翅ごとに表情が異なるため、私たちは選別から仕上げまで一点ずつ手で向き合います。同じ作品はひとつもありません。
年間制作可能数の有限性
一翅ずつ手で仕上げるため、年間に生まれる作品は限られています。
お届けまでお時間をいただくこと、また次の入荷までお待ちいただくことがあります。
予めご了承くださいませ。
お迎え後のサポート — 永く愛していただくための約束
蝶を用いることについて
皆様から『作品を作るために生きた蝶を捕まえているのではないか?』というご意見を頂くことがあります。
私たちが扱う蝶は、ワシントン条約の規定に則り、適法に流通する個体のみを用いています。
採集を目的とせず、標本として役目を終えた個体や、傷や欠けにより標本にならなかった個体を譲り受け、再び形を与えています。
殿方へ
当ショップの作品は、女性向けの印象で語られることが多くございますが、すでに殿方にもお持ちいただける一品が静かに息づいています。
モルフォの青を手首に纏うメンズ用モルフォブレスレット、首元にそっと翅の余韻を残すループタイ「翅の痕跡」(男女兼用)。いずれも一点ずつ手仕上げで、男女の別なく作品としての強度を持たせています。
ご覧いただきやすいよう、「男女兼用」の手がかりで辿れる導線整備を進めております。
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